顎を鍛えて歯を強化

歯並びを治す理由とは

従来の「矯正歯科」治療とは、歯並びの「見た目」を改善する治療に、重点が置かれていました。しかし、歯並びが全身に与える影響等が判明されると共に、審美的な側面を重視するのではなく、機能的な側面を改善するための治療が行なわれるようになってきました。機能的な側面とは、歯並びの本来の役目である「噛み合わせ」のことです。この噛み合せが悪いと、片方ばかりで食べ物を噛む癖がでてきます。この片噛みを続けていると顔が左右非対称になり、姿勢が歪んでいます。正しい噛み合わせでないと、全身のバランスが悪くなり、様々な不調の原因となります。この歪みを治すためには、矯正歯科で治療を受ける必要があります。矯正歯科での治療後は、歯が正しい噛み合わせになり、正しく咀嚼を取り戻すことが出来ます。全身の不調も改善されることが多く、「健康の基本は歯にある」とまで言われるようになっています。健康志向が高まる中、矯正歯科治療を受けて全身の健康を維持していく傾向は、一層強まると考えられます。

なぜ「歯並び」が悪くなるのか

「歯並び」が悪くなる理由には、様々な原因が考えられます。遺伝子的な要因もありますが、環境等によっても歯並びが決まります。特に生活習慣は、歯並びに大きな影響を与えます。成長期に柔らかいものばかり食べてると顎の骨の成長が促進されず、筋肉が発達しません。そのため顎が小さくなり、歯並びが悪くなります。正しい歯並びにするためには、固いものや繊維質を多く含むものを食事に取り入れる必要があります。それらを良く咀嚼することで、筋肉や顎の骨の成長が促されるのです。歯がまっすぐと生え、正しい歯並びを手に入れることが出来るのです。食生活の改善と、普段からのちょっとした「癖」にも気をつける必要があります。頬杖をつく癖は、顎に負担を与えます。また、うつ伏せで寝ることも良くありません。生活環境次第で、歯並びが大きく左右されます。歯並びを悪くしないように日頃からこのような点に気をつけ、生活することが望ましいのです。